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約8ヶ月に渡る熱戦の末、わくらばの優勝で幕を閉じた30リーグ2024。しかし30リーグ優勝団体への副賞として与えられる第9回30GPへの出場権をわくらばが諸事情により辞退。副賞の成り行きが注目されていましたが、30リーグと火ゲキ実行委員会の協議の結果、11月6日開催の30GPノミネート作品決定投票イベントにて、最も得票数の多かった30リーグ参加作品に30リーグ代表枠として30GPエントリー権を与える事となっりました。

どこかで見たことがある?ような女の子の悩みとそれに寄り添う家族や友達?のお話。小気味のいい会話のテンポが素晴らしかったです。
来ると分かっていても笑ってしまうボケとツッコミの応酬でとても楽しませていただきました。
お話もある種のお約束ではありますがお約束だけでは終わらず、突然繰り出される超展開(なぜか有名な気がする星間戦争だったり、髪に餡子がつくラブコメ)に笑いつつも、どこか心が暖かくなる
そんな優しいお芝居でした。個人的に好きな点を挙げるのならばイマジネィション!ともりばやしさんです。
来ると分かっていても笑っちゃうのと何かするだけで面白いのはずるいと思いました。

人の心の機微を繊細に描く文学的な趣のある会話劇といった印象のにほひ。結果としては二連敗を喫してしまったが、ニ試合とも接戦であり、特に第六節はタイムオーバーの減点さえなければ勝利していたという僅差の勝負であった。作品の評価は両作品とも高く、30リーグの戦いに慣れさえすれば優勝も十分に狙えると思わせるポテンシャルを見せてくれた。

『国内外の様々な名作のオマージュ』という言葉の通り、第二節では梶井基次郎の『櫻の樹の下には』を、第六節では『曽根崎心中』をベースに初代古今亭志ん生が生み出した人情噺をモチーフに、演劇ならではの表現方法を駆使して見事に二連勝。モチーフとなる作品の魅力を引き出し、オリジナルと呼びたくなる程に昇華させた作品は一見の価値あり。

第二節にて出演者8名による宮沢賢治を連想させる様な幻想的な作品『Last.Last..Last...』を発表したかと思えば、第四節では男2名によるハードボイルドなピカレスクロマン『真夜中の月の下で俺は吠えた』を披露。リーグ優勝にはあと一歩及ばなかったが、ジャンルの振り幅の大きさがそのまま団体の可能性を示している様な、今後を楽しみにせずにはいられない実に魅力的な戦い方をしてくれた。

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