30CLIMAX直前アンケート：21世紀のキリン

『国内外の様々な名作のオマージュ』という言葉の通り、第二節では梶井基次郎の『櫻の樹の下には』を、第六節では『曽根崎心中』をベースに初代古今亭志ん生が生み出した人情噺をモチーフに、演劇ならではの表現方法を駆使して見事に二連勝。モチーフとなる作品の魅力を引き出し、オリジナルと呼びたくなる程に昇華させた作品は一見の価値あり。

Questionnaire

Q1.リーグ戦を振り返って

今回参加させていただきまして、驚きの連続が続いた半年間でありました。
21世紀のキリン初の30リーグ出場、さらに決勝戦まで来させていただけるなんて夢にも思わなかったです。
キリンの世界観、作品を皆さんにより深く私たちと一緒に楽しんでいただけたからだと思っております。
これからも21世紀のキリンをよろしくお願いします！

Q2.リーグ戦(10作品)の最優秀作品は？

カムパネルラ『PoeM』

理由
30分という限られた事しか表現できない中で1番、表現が首尾一貫して成されていた作品であると感じだからです。
文字通り人生をかけた作品だと感じ、好みでした。

Q3.リーグ戦(10作品)の最優秀俳優は？

七江夏紀さん（シイナナ）

にほひ『止むな、嵐』

理由
この作品に必要な素朴さ、リアリティを七江さんの演技が完璧に表現されていると感じ、時間が経った今も記憶に残っているほど感激したからです。

Q4.30CLIMAXへの意気込み

まさかここまで来るなんて、という風にいまでも思っています。本番が近づくにつれ武者震いが止まりません。
けれども21世紀のキリンという団体を、これまでのお芝居を、世界観を楽しんでくださった皆さまが居るということ。またここまで繋いでくださったたくさんの方々が居らっしゃるということ。それらは絶対に揺らがないことです。
そうした方々にもっと面白いと思ってもらえるように、またこれまでの総てと団体の名に恥じぬように最後の最後まで作品に向き合おうと思います。
21世紀のキリン、メンバー二人で誠心誠意頑張ります。
ぜひ劇場でお会いしましょう！